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ロックの部屋

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PENGUIN CAFE ORCHESTRA

PENGUIN CAFE ORCHESTRA~ネオアコ度★~
PENGUIN CAFE ORCHESTRA
当日券でコンサートへ行ったのが後にも先にもこの【ペンギン・カフェ・オーケストラ】だけでした。来日したのが1982年ごろだったか、このセカンドアルバムが発表された後だったと思う。

ペンギン・カフェ・オーケストラのライブを見に行こうかどうか悩んでいながら公演日まで来てしまっていた。当時池上線の雪が谷大塚駅近くに会社勤めしていた私は、やはり見に行きたくなってしまい、当日券があるのかどうか不安の中、就業後会場まで行くことにしました。五反田の郵便貯金会館だったのも良かった。30分もあれば着いてしまった。チケット売り場で恐る恐る小さな声で「当日券ありますか?」と訊ねてみた。うなずく係の人、「ヤッター!」ラッキー。中へ入ってみると会館は出来上がったばかりのようで、とても綺麗なホールでした。席も前から30列目ぐらいでやや右寄り、グッドポジションではないですか。

客層もアダルトな雰囲気。いわゆるロックぽさはなかった。空席も若干あり、ペンギン・カフェ・オーケストラもまだそれほど認知されていなかったのか、マニアックなファン層だったようでした。

ペンギン・カフェ・オーケストラは1976年にデヴューしています。ファーストの方はサイケ、アヴァンギャルドな香りが漂っていますが、このセカンドアルバムはより環境音楽、ラウンジ・ミュージック、カフェ・ミュージックになっていて極上の癒し系音楽として聴けます。

使用している楽器も多彩。ギター・ウクレレ・ピアノ・ベース・ヴァイオリン・ハーモニカ・オルガン・アコーディオン・ボンゴ・オーボエ・チェロ・シンバル・ドラムスなど。これだけの楽器を駆使しているモダンなアンサンブルは絶妙です。

アルバムカヴァーはペンギン・カフェ・オーケストラの音の特徴を表しているとも言えます。ペンギンのイラストは可愛いというよりは、摩訶不思議です。

リーダーはサイモン・ジェフスという人ですが、もうすでに亡くなっているらしい。

公演は、もちろんクラシカルでアコースティックで素晴らしいものでした。ネオアコ好きからプログレ好き、ヒーリング・ミュージック好きまで幅広く勧められます。CDは今も売られているので、一度聴いてみてください。

試聴はこちらでどうぞ
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=81084


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